It takes two to tangoってどういう意味?

It takes two to tango
タンゴを踊るには二人要る

争いごとは双方に原因がある」といった意味で使われる表現。
タンゴというダンスは人が二人必要。一人では成り立たない。
諍いも一緒で、どっちか一方だけが悪いということはなくどちらにも非があるという話。
日本語には「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、それに近いのかなと。

世の中、正義と悪なんて単純に割り切れるものではないですからね。
互いが互いの正義の名のもと傷つけあう。なんとも嫌な話ですけど。

-例文スキット-

Hey, you cooled off yet?
(頭は冷えた?)

No.
(いや。)

Well, you should.
(冷やしなよ。)

Who’s side are you on?
(どっちの味方だよ。)

I’m on no one’s side.
(どっちでもないよ。)

It takes two to tango.
喧嘩は一人でやるもんじゃない。)

You both have to compromise at some point.
(お互いどこかで妥協しなきゃね。)

If he says so, then I will.
(あっちがするなら、俺もしてやる。)

And I wonder why humans never stop arguing.
(どうして人は争いをやめないんだようね、不思議だ。)

Drunk as a lordってどういう意味?

Drunk as a lord
卿の如く酔う

ものすごく酔っている」といった意味の表現。
Lord自体は卿以外にも訳し方はありますが、要は身分の高い人。
かつてのイギリスでは貴族は常に酔っていたんですかね?

まぁ一般市民からしたら上流階級の人なんて
「働きもせずに遊んでばっかり」ぐらいのイメージだったんでしょうね。
どうせ毎晩ザギンでシース―なんでしょ?みたいな。

ひょっとしたら、嫉妬や軽蔑を多分に含んでいるのかもしれません。

-例文スキット-

Hey, look who’s having fun, dude!
(楽しんでるのはだーれだ!)

Drunk as a lord, as usual.
すっかり酔ってるね、いつも通り)

Just don’t lose your key again okay?
(家の鍵だけはなくさないでね。)

No problem! I got it…
(大丈夫、ここに…)

…I’m waiting.
(…どこにあるって?)

I got it somewhere, someplace.
(どこかにあるさ。)

Blow the lid offってどういう意味?

Blow the lid off
蓋を吹き飛ばす

秘密を暴露する」といった意味の表現。
蓋をして閉じ込められてたものを開放するイメージですかね。

秘密を暴露するって言葉はspill the beansとか
色んなバリエーションがあるんですね。

秘密を漏らすということはそれだけ人間にとって身近なことなんでしょうね。
自分だけにとどめるって結構精神力使いますからね。

-例文スキット-

I’m sorry, I was just trying to help.
(悪い悪い。ただ助けようと思ってさ。)

You have to blow the lid off, didn’t you?
秘密を漏らすしかなかったって?)

I mean, you do have a crush on her, don’t you?
(でもさ、彼女のこと気になってたんだろ?)

Yes.
(うん。)

And you did get her number because I asked for it, no?
(んで俺が聞いたおかげで連絡先も聞けただろ?)

Yes.
(うん。)

At this point, I don’t know why you’re upset.
(この時点で、怒る理由が分からない。)

I had my plans.
(僕の計画があったんだ。)

Waiting for her action is not a plan.
(受け待ちは計画とは言わない。)

No nothingってどういう意味?

No nothing
何もないではない

全く何もない」といった意味の表現。
口語ですね完全に。多分文法的にはおかしいんじゃないですか?
二重否定とかダメみたいなのありましたよね。どうでもいいけど。

とにかく何にもないという状況だけは伝わってきますね。

-例文スキット-

The grocery price is insane.
(日用品の値段がやばい。)

How could anyone afford to live?
(皆どうやって生活してるんだ?)

We got no food, no drinks, no nothing.
(食べ物も、飲み物も、何もない。)

We could focus on the bare necessities.
(生活必需品に絞る必要があるね。)

What are you saying?
(どういうこと?)

No alcohol, that’s what I’m saying.
(酒はなし、ってこと。)

Life is hard.
(世知辛いね。)

Think on one’s feetってどういう意味?

Think on one’s feet
足で考える

すぐに決断する」といった意味の表現。
思い立ったら即行動に移している感じがありますよね。
物事を瞬時に判断して動いているみたいな。

もちろん内容にもよりますが
フットワークの軽さというのは往々にしていいことですからね。
内容によりますよ。

-例文スキット-

Hey, about that paperwork I asked you…
(ねぇl、頼んでた書類だけど…)

Already done, there’s the paper.
(もうやった、そこにおいてある。)

Wow, that was quick.
(おぉ、速いね。)

I’m a man who can think on my feet.
(俺は即決できる男だからね。)

You did read through it?
(ちゃんと読んだんだよね?)

I skimmed it. No problem.
(ざっとね。大丈夫だよ。)

So you agreed to pay more rent?
(じゃあ家賃の値上げに賛成したの?)

What? Of course not!
(は?するわけないだろ!)

Here. You should actually read this time.
(はい。今度はちゃんと読んだ方が良いよ。)