Hit the roadってどういう意味?

Hit the road
道を殴打

旅を始める」といった意味の表現。
車にせよ徒歩にせよ、最初に一歩をこう踏み出すってことですかね。
確かにそうなるとhitでもまぁイメージできるかな。
こう足を「ダンッ」っと。

旅…素敵な響きです。
現代社会に生きる人間にとって、浮世を離れて旅をするのは
究極の夢みたいなものですよ。

-例文スキット-

Got your phones, wallet, and keys?
(スマホ財布カギはもった?)

All set.
(準備万端。)

Let’s hit the road then!
(じゃあ出発だ!)

Oh, wait, I have to check if I left the stove on.
(あ、まって。火元を調べてくる。)

OK.
(分かった。)

…Clear!
(…大丈夫。)

Now we can start our…
(よし、じゃあ気を取り直して…)

Wait, I need to check if there’s any open window.
(まって、戸締りを調べないとダメだ。)

Sure…
(そうだね…)

…Alright, all windows shut.
(…よし、戸締りできてる。)

Can we go now?
(行ける?)

Hold on, I need to check the entire house for the last time.
(いや待って、最期に全体を確認しないと。)

You are paranoid, you know that?
(パラノイアだよ、お前は。)

Chasing your tailってどういう意味?

Chasing your tail
自分の尻尾を追う

時間と労力を無駄にする」といった意味の表現。
たまにやってる犬を見かけます。自分の尻尾を追っかけてグルグル回って。
体力と時間を使った先に、何の成果もない状態。

犬がそうやってるのを見るのはある種ほほえましいですけど。
ザ・アホ犬って感じで。もちろん褒め言葉ですよ。

-例文スキット-

You’ve been on your laptop the whole day.
(パソコン一日中使って。)

Being busy?
(忙しいの?)

I need to copy this whole paper.
(この文章を全部写さないといけないんだ。)

Wait, are you copying each sentence?
(まって、一個づつやってるの?)

I know, this is some hard work.
(あぁ、重労働だよ。)

You can just use Ctrl+A and Ctrl+C.
(Ctrl+AからのCtrl+Cでいいじゃんん。)

What?
(は?)

Just try it.
(やってみなよ。)

…It worked.
(…できた。)

Does this mean that I’ve been chasing my tail all this time?
(俺は今まで無駄な時間を過ごしていたってこと?)

Now you know, at least.
(知れたからいいじゃん。)

Go big or go homeってどういう意味?

Go big or go home
大きく行くか家に帰るか

100か0か」といった意味で使われる表現。
中途半端は許されないということですね。「やるならとことん」とも。

どっちつかずというのはあまりよくないと言いますし。
YesかNoかの考え。実にストイックですねー。
それができる人間はそうそう多くないですよ。

-例文スキット-

Are you still working on your “project”?
(まだ「プロジェクト」進めてるの?)

You’ve been working all day, literally.
(文字通り一日中やってるじゃん。)

You either go big or go home.
(やるときは100か0かだ。)

Work-life balance can suck it.
(ワークライフバランスなんて知るか。)

Is it worth it, though? Risking your life?
(その価値はあるの?人生を賭ける価値が?)

THIS is my life.
(これが俺の人生だよ。)

Fine, good luck making a short AI video.
(そ、じゃあ頑張って。生成AIのショート動画製作。)

It takes two to tangoってどういう意味?

It takes two to tango
タンゴを踊るには二人要る

争いごとは双方に原因がある」といった意味で使われる表現。
タンゴというダンスは人が二人必要。一人では成り立たない。
諍いも一緒で、どっちか一方だけが悪いということはなくどちらにも非があるという話。
日本語には「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、それに近いのかなと。

世の中、正義と悪なんて単純に割り切れるものではないですからね。
互いが互いの正義の名のもと傷つけあう。なんとも嫌な話ですけど。

-例文スキット-

Hey, you cooled off yet?
(頭は冷えた?)

No.
(いや。)

Well, you should.
(冷やしなよ。)

Who’s side are you on?
(どっちの味方だよ。)

I’m on no one’s side.
(どっちでもないよ。)

It takes two to tango.
喧嘩は一人でやるもんじゃない。)

You both have to compromise at some point.
(お互いどこかで妥協しなきゃね。)

If he says so, then I will.
(あっちがするなら、俺もしてやる。)

And I wonder why humans never stop arguing.
(どうして人は争いをやめないんだようね、不思議だ。)

Drunk as a lordってどういう意味?

Drunk as a lord
卿の如く酔う

ものすごく酔っている」といった意味の表現。
Lord自体は卿以外にも訳し方はありますが、要は身分の高い人。
かつてのイギリスでは貴族は常に酔っていたんですかね?

まぁ一般市民からしたら上流階級の人なんて
「働きもせずに遊んでばっかり」ぐらいのイメージだったんでしょうね。
どうせ毎晩ザギンでシース―なんでしょ?みたいな。

ひょっとしたら、嫉妬や軽蔑を多分に含んでいるのかもしれません。

-例文スキット-

Hey, look who’s having fun, dude!
(楽しんでるのはだーれだ!)

Drunk as a lord, as usual.
すっかり酔ってるね、いつも通り)

Just don’t lose your key again okay?
(家の鍵だけはなくさないでね。)

No problem! I got it…
(大丈夫、ここに…)

…I’m waiting.
(…どこにあるって?)

I got it somewhere, someplace.
(どこかにあるさ。)