White knight syndromeってどういう意味?

White knight syndrome
白騎士症候群

これは人間関係で使われる心理学の用語。

この人は(僕が/私が)守ってあげなきゃ」的な思いが行き過ぎてしまい
「その人を守ることが自分の使命だ」という結論に至り
最終的にその人を助けることが目的ではなく「助ける自分が目的になっている」状態。

誰のためでもない自分のための独りよがりの正義。

あー、いるよねそんな人。
自分が「正義の味方」と信じて疑わないから質が悪いってパターン。
人知れず助けるのが一番かっこいいのにね。でもそれじゃ注目されないからね。

-例文スキット-

…What are you doing at this time of night?
(こんな夜更けに何してるの?)

An assignment.
(課題。)

I thought you finished yours. Who’s assignment?
(終わったんじゃないの?誰の課題?)

Do you remember that girl next door? It’s hers.
(隣に住んでる女の子知ってる?彼女の。)

And you’re doing it for her because?
(んでお前がそれをやってる理由は?)

Well, we know each other for a while…
(まあ、前からの知り合いなんだけどさ。)

Today, she talked to me about her assignment at school.
(今日彼女の学校の課題の話になってさ。)

She’s trying her best, but it’s just too much for her.
(頑張ってるんだけど、量が多いらしくて。)

I just can’t help myself but to help her.
(どうしても助けたいなって。)

…OK. Just don’t be addicted to it.
(…OK。ハマらないようにだけはしろよ。)

What’s wrong with helping someone?
(人助けの何がダメなの?)

You’ll have white knight syndrome.
白騎士症候群になるよ。)

What’s that?
(なにそれ?)

You’ll become the creep.
(ヤバいやつになるって話だよ。)