Banana republic
バナナ共和国
ハバナではない。バナナ。フルーツのバナナ
これは一言で言うのは難しいけど、強いて言うなら
「外国の企業の介入によって腐敗した独裁国家」を指す言葉。
でも単純に「独裁国家」というスラングとしても使うケースもあるよう。
詳しく調べると、この言葉を最初に言ったのは20世紀の作家「O.ヘンリー」さん。
当時、ホンジュラスという国の経済基盤がアメリカの某フルーツ貿易会社に利用されていたらしい。
ホンジュラスという国では多くの国民が労働者階級であり、貧困にあえいでいる状態だったそうだ。
そんななか、支配者層のごく一部の人間が、己の利益のために外国のフルーツ会社と取引をした。
その結果、国の産業が他国籍企業によって支配され、貧富の格差は広がった。
ホンジュラスではバナナ農業がこれにあたったため
その状態を表す言葉として「バナナ共和国」という言葉が生まれた。
正直、単語の成り立ちを少し調べただけでも凄惨さが見えてくる。
…なんかすごいカワイイ響きというか、ホンワカしているというか。
カワイさもホンワカさも微塵もない単語だった。
ちなみにこれの意味を調べるにあたってググっていたら
同名のアパレルブランドが存在することを発見。
アメリカ発ののブランドらしいが、よりによってこの名前でGOした勇気はすごい。
もしくは単純に知らなかっただけかもしれないけど。