Up to elevenってどういう意味?

Up to eleven
11まで上げる

これは「限度いっぱい」もしくは「限界を超えて」という意味合いで使われたりする。
元ネタの文脈を考慮した場合、「音量を最大(以上)にする」が一応の意味。

元ネタは映画「スパイナル・タップ」からのワンシーン。
映画自体は、勢いに乗っているHR/HMバンドの「スパイナル・タップ」のドキュメンタリー
を装ったコメディ映画(所謂モキュエンタリー映画)。
その劇中でメンバーの一人が使用しているギターアンプを紹介するシーンで使用された一言。

そもそもギターアンプは色々なツマミがついていて、
それを回すことでボリュームやらトーンやらを調整します。
通常は0から10までの範囲で行いますが、スパイナル・タップはそこでは終わらない。
アンプからより大きな音を出すために10よりさらに上の11を作ってしまったというもの。
(結局それがそのアンプの10なのでは?という至極当然な突っ込みはしないのがマナー)

-例文スキット-

Turn the volume down!
(音量を下げろ!)

WHAT!
(なに?)

TURN THE VOLUME DOWN!!
(音量を下げろって!!)

(Turns off music)
(曲を止める。)

Why, I thought you like music.
(なんで、音楽好きでしょ?)

When it’s not that loud.
(爆音じゃなけりゃね。)

How loud was it anyway?
(どんだけ大音量で聴いてたんだよ。)

Up to eleven!
最大音量!)

Breaking the limit! Yeah!
(限界を超えろ!イェイ!)

Are you drunk?
(酔ってる?)

…Maybe.
(…多分)