Salt of the earthってどういう意味?

Salt of the earth
この世界の塩

善良な一般市民」を意味する言葉。
特別なことは何もなく、ひたすらに誠実で心優しい良識人。
そして自分がそんな存在であることを自覚している人のこと。
自覚しているからこそ、そのことを自称することもないんだろうけども。

ちょっと卑屈に聞こえなくもないが
でも彼らがそれで幸せなんだとしたら、それだけでいいじゃないですか。
少なくとも、「自分は特別だ」と勘違いしているアホよりはよっぽど好意がもてる。

-例文スキット-

So, it’s been a month since that family moved to this apartment.
(あの家族が隣の部屋に越してきて一か月くらいだね。)

Yeah, I spoke to them a few times.
(うん、何回か話したよ。)

They are the salt of the earth.
とっても良い人たちだよ。)

Are they?
(本当に?)

You don’t know because you barely talk to neighbors.
(君は近所づきあいをしないから知らないんだろうけど。)

Who does that?
(誰がそんなことすんの?)

Many people.
(多くの人がだよ。)

Muddle throughってどういう意味?

Muddle through
泥通り

muddleは「混ぜる」。コーヒーのマドラー(mudler)みたいな。
それに「通り抜ける」という意味のthroughがくっつくから
そのままの意味でいえば「かき混ぜて進む」となる。
ちょいと意訳すると、「手探りで物事を進めていく」とでもなるだろう。

手を動かすと同時に考えながら物事を進めていく。
熟練の職人っぽくてかっこいいけど、早い話が何も考えてないってことか。

-例文スキット-

About the essay assignment we have…
(エッセイの課題についてだけど…)

Yeah, what about it?
(どうしたの?)

You know it’s due tomorrow, right?
(明日までってのは知ってるよね?)

And we haven’t even come up with a single word.
(でもまだ何にも書いてないじゃん。)

Don’t worry, I got a plan.
(大丈夫。考えがある。)

I’m listening.
(聞こうじゃん。)

It’s easy, we have to come up with some easy-to-write theme.
(簡単な話、何か書きやすいテーマを決める。)

And we just muddle through.
(あとは手探りで書いていくだけ。)

You call that a plan?
(それが考え?)

Yup, and since I gave you that, my job here is done.
(そ。アイディアを出したし、俺の役目は終わったね。)

No you’re not.
(終わってないよ。)

Fight tooth and nailってどういう意味?

Fight tooth and nail
歯と爪で戦う

あらゆる手段を講じる」という意味の表現。

使えるものは何でも使ってほしいものを手にしようとすること。
爪と牙(歯)。まるで狩りをする獣のように
なりふり構わず持てるものすべてを使って手に入れる
そんな貪欲さが出ている気がします。

生身の人間の持つ攻撃手段なんて結局それくらいですもんね。

-例文スキット-

There was a delivery for you.
(荷物が届いてたよ。)

Finally!
(やっとか!)

What is it?
(何買ったの?)

It’s a action figure.
(アクションフィギュア)

Nerd.
(オタクめ。)

Shut up. It’s my money.
(うるさいな。僕のお金だ。)

And how much was it exactly?
(実際いくらしたの?)

Let’s just say, I fought tooth and nail to get it.
持てるべきすべてを使った、とだけ言っておくよ。)

So you won’t tell me?
(教えてはくれないと。)

You will judge me, so I won’t.
(軽蔑すると思うから教えない。)

Once in a blue moonってどういう意味?

Once in a blue moon
青い月に一回

滅多にない」という意味の表現。

ブルームーンという言葉には諸説あるみたいだが
定説としては一年を季節ごと(春夏秋冬)に区切った時
季節ごとの3回目の満月を指す言葉らしい。

そう思うと思ったよりはあるんじゃないかな?
少なくともハレー彗星よりかはよっぽど頻出。

偶に」くらいの感覚でいいんじゃないかな?

別に本当に青くなるわけではないらしい。
いや、もしかしたら青くなるのかもしれないけど
少なくとも私は見たことがない。

普段から見てないと青いかどうかなんてわからないし
日常的に月をちゃんと見る現代人がどれだけいるのかって話で。

-例文スキット-

I’m home… What is that smell?
(ただいま…何この臭い?)

Relax, it’s just me smoking.
(落ち着けって。ケムリすってるだけだよ。)

Wait, don’t tell me it’s a …
(まさかとは思うけどこれって…)

It’s a waterpipe tobacco.
(水タバコだよ。)

I bought it at the flea market.
(ノミの市で買ってきたんだ。)

Doesn’t that make the entire house smell?
(家がヤニ臭くならない?)

I’ll just use it once in a blue moon.
偶にしか使わないから。)

Do something in your sleepってどういう意味?

Do something in your sleep
眠りの中で○○をする

何らかの行動(仕事、家事、etc)に対して
簡単すぎで、無意識にできる」という意味の比喩表現。
無意識=眠りの中というイメージであってるはず。

日本語で言うところの「朝飯前」ってやつか。
朝飯どころかまだ起きていない状態でもできるという
なんとも盛りに盛った表現。

そういう慣れが一番危ないって話なんですけどね。
大抵の場合、何かやらかすときって油断しきってる時だし。

-例文スキット-

What are you doing?
(何してるの?)

I want to use this blueberry jam.
(ブルーベリージャムを使いたいんだけど。)

But the lid won’t budge.
(蓋が開かない。)

Let me.
(貸して。)

It’s stuck and… oh you opened it just like that.
(固まってて…あぁもう開けられたんだ。)

Open up a jar, I can do it in my sleep.
(瓶のふたを開けるなんて、朝飯前だね。)

Guess you aren’t just fat for nothing.
(伊達にデブやってないね。)

I’m not fat, I’m big boned!
(デブじゃない、骨太なんだ!)