Would’ve, could’ve, should’veってどういう意味?

Would’ve, could’ve, should’ve
してた、できた、すべきだった

全部過去形というのがミソ。
後になって過去のことを後悔すること」を意味する表現。
起きた後にどうこう言ってもしょうがないという戒めのニュアンスが漂いますね。

過去を振り返ったってしょうがない。起きたことは覆らない。
…と言ったってそう簡単に割り切れないのが人情ですよね。

まぁせめて後になって後悔するようなことは極力したくないですよ。
誰だってそうだとは思いますが。

多分ですが、3つはどの順番で来ても違和感はない気がしますね。
言いたいことは分かるでしょって感じで。

-例文スキット-

Why did I do that?
(なんであんなことを。)

I could’ve done much better than that.
(もっとうまくやれたはずなのに。)

Would’ve, could’ve, should’ve
してた、できた、すべきだったってね)

You can regret it, but you can’t make it undone.
(後悔しても、過ぎたことは変えられないよ。)

Best to suck it up and deal with it.
(受け入れてどうにかするしかないって。)

Yeah, yeah, I will.
(分かってるよ。)

Let me just have some time to take it in now.
(ただ今はちょっと受け入れる時間を頂戴ってだけ。)

Wing itってどういう意味?

Wing it
羽る

即興でやる」とか「アドリブでやる」といった意味の表現。

準備もしないでいきなりの本番。
舞台度胸が試される行為ですね。

確かに羽が生えてる生き物にとって飛行ってぶっつけ本番ですよね。
鳥が飛ぶ前に座学を受講してるのなんて見たことないですし。

-例文スキット-

Did you read my message?
(メッセージ読んだ?)

Like 5 minutes ago, yes.
(5分前くらいに。)

So you didn’t prepare for the presentation.
(じゃあやっぱり今日のプレゼンの準備はしてないと。)

I guess I just have to wing it.
(まぁ即興でやるしかないな。)

Do you even know what we’re gonna talk about?
(そもそも何について話すか知ってるの?)

Like I said, I read your text 5 minutes ago.
(だから、5分前にメッセージみたんだって。)

You should at least know the topic.
(だとしても知ってるべきでしょ。)

Well, the thing is, I don’t.
(まぁそうなんだけど、知らない。)

Ham-and-eggerってどういう意味?

Ham-and-egger
ハムと卵の人

並の人間」といった意味の表現。
なんの変哲もないシンプルの極み。

欧米だとハムと卵がそういう位置づけ何ですかね?
日本で言うところの「玄米四合ト味噌ト少シノ野菜」みたいな?

結局、シンプルが一番ですからね。
何にでもチーズをかけたりとか、やたらとニンニク入れたりとか
そういうのも好きですけど、好きですけれども。

やっぱり最後は卵かけごはんなわけですよ。

…ってなんの話でしたっけ?

-例文スキット-

Hey, can I ask you something?
(ちょいと聞きたいんだけど。)

It’s about that latest app I made.
(俺が作った最新アプリについて。)

I mean, I could. But I’m no app expert.
(いいけど、僕はアプリの専門家じゃないし。)

I’m just a ham-and-egger. Can’t say anything in particular.
(ただの一般人だからさ、大したことは言えないよ。)

I know, and that’s exactly what I need.
(知ってる、そしてそれこそが聞きたいんだ。)

An opinion from nobody.
(凡夫の声をね。)

…Sure, I am glad to help you as a nobody.
(…あぁ、喜んで凡夫として手助けしますよ。)

Quiet Quittingってどういう意味?

Quiet Quitting
静かな辞め

ちょっと前から日本でも聞く言葉ですかね。
静かな退職」って意味で使われてます。
会社を辞めることはしないけど、積極的に働くわけでもなく
必要最低限だけをこなす行為だそうです。

中国を見れば寝そべり族、アメリカを見れば静かな退職
皆シャカリキなって働く事への意味を見失ってるんでしょうね。

でも人類の長い歴史で見れば、それって当たり前の感情だと思うんですよね。
動物だって、必要がなければ狩りをしないでしょうし。

働くとは何かを考えだすと、どうあがいても「働きたくない」になるからあまりよくないですけどね。
だって生きていくためには働かないといけないんですもん。一部の人をのぞいて。

-例文スキット-

I’ve had enough.
(もうウンザリだ。)

Tough day at work?
(バイトがきつかった?)

Yes, but not anymore.
(あぁ、だけどもうこれまでだ。)

I’m doing this quiet quitting.
(流行りの静かな退職をしようと思う。)

I won’t work overtime, I won’t answer the call after my shift.
(残業もしないし、シフト後は電話には出ないし。)

And most importantly, I won’t work hard whatsoever.
(そして何より、一生懸命働くことはしない。)


(…)


(…)

Isn’t that what you always do?
(いつものことじゃん。)

Yeah, it is.
(そうだね。)

Beyond your kenってどういう意味?

Beyond your ken
知識の向こう側

専門分野ではない」とか「得意分野ではない」といった意味の表現。

ここでいうkenは人ではなくスコットランドの言葉で
「知恵、知識(know)」を意味する言葉だそうです。

何か意見できるだけの知識がないってことですね。
でもそういう人の意見の方が貴重って時もありますよね。

なんというかあまり使われはしない表現でもありそうですね。
使われないというか、親しい間柄で使うような言葉ではないというか。

-例文スキット-

I need your opinion about this.
(ちょっと意見を聞かせてほしいんだけど。)

Come on, I have so many ideas on everything.
(よしきた、俺はあらゆる話題に対して考えてるから。)

I have to write a report about LGBTQIA+.
(LGBTQIA+についてのレポートなんだけど。)

Unfortunately, that kind of matter is beyond my ken.
(残念なことに、その分野は私の理解の範疇を超えています。)

Beyond your…why do you talk like that?
(範疇を…なにその言い方?)

That is because I don’t know anything about that topic.
(それは私がその話題について何の知識もないからで。)

Therefore, I cannot comment anything about it.
(そのため、何のコメントもできないんです。)

Or you don’t want to get this website to blow up?
(もしくはこのサイトが炎上することを恐れてる?)

Perhaps.
(かもね。)