Tip of the spearってどういう意味?

Tip of the spear
槍の先端

危険・困難に対して先陣を切る人」を指す表現。
端的に言えば「一番槍」ということですかね。
奇しくも日本語でも英語でも槍なんですね。
所謂「族」の抗争なんかじゃ「切り込み隊長」とも言いますね。

現代社会じゃなんだろ?
前例のないプロジェクトをやる会社員とか?

リスク承知で危険に真正面から突っ込んでいく。
なるほど。これが男道というやつですか。

-例文スキット-

This plan is very dangerous, it takes a huge risk.
(このプランは危険だし、リスクも伴う。)

But if we manage to handle it, there will be profits.
(でももし成功すれば、利益は確実にでる。)

So, I need you to be the tip of the spear.
(お前には一番槍になってもらいたい。)

I’m not qualified for it. But I bet you are.
(僕じゃだめだよ。でも君なら。)

No. You are ready in every way. I guarantee that.
(いや、お前ならできるよ。俺が保証する。)

I can’t do this. Only you can.
(僕じゃダメだ。君にしかできない。)

I know you just don’t want to risk it yourself.
(リスク背負うのが嫌なだけでしょ。)

So are you.
(お前だって。)

I could eat a horseってどういう意味?

I could eat a horse
馬も食べられる

ものすごくお腹が空いている」状態を表す表現。
英語圏では馬を食べる習慣ってないですよねたしか。
「お腹減りすぎて、(普段食べないような)馬だろうが食うぞ」って感じ?

日本には馬刺しという美味しい料理があるので
そこまで切羽詰まった感じはしないですよね。むしろブルジョワ。

馬一頭の可食部がどれくらいかは知らないですが
馬ってかなりでかいし筋肉ありますからね。
それはもう量質ともに申し分ないと思いますよ。

。。。やっぱり日本人の考えだとなんか金持ち臭さがとれない。

-例文スキット-

You ready for the party tonight?
(パーティに行く準備はできた?)

I have skipped all my meals today.
(今日何も食べてないからね。)

I’m so hungry I could eat a horse.
(腹減りすぎて、馬も食えるね。)

Didn’t you know? Today’s cocktail party.
(知らないの?今日はカクテルパーティだよ。)

Meaning?
(つまり?)

There will be food, but not “food” food.
(食べ物は出るけど、がっつりじゃないよ。)

No.
(嘘だろ。)

Full of beansってどういう意味?

Full of beans
豆だらけ

イギリス英語では「元気はつらつ」といった意味だが
アメリカ英語では「嘘だらけ」といった意味になる
国が変われば意味が変わるなんとも不思議な表現。

同じ言葉なのに意味が違う。
こういうのを専門用語では「同形異義語」というらしいですよ。
こうも違う意味になるのは興味深いとしか言いようがないですが。

自分がどの国の人と話しているか考えて使わないと
とんでもない誤解を生みかねないですね。

-例文スキット-

Another package from online shopping.
(また荷物が届いたよ。)

You just can’t stop buying your anime thing.
(アニメのものを買うのがやめられないようだな。)

Come on, it’s not like I’m addicted.
(別に、中毒ってわけじゃないし。)

You are full of beans.
嘘ばっかり。)

I am not addicted.
(中毒じゃないって。)

Said everyone who is addicted.
(中毒の人はそう言うんだよ。)

Live under a rockってどういう意味?

Live under a rock
石の下に住んでいる

浮世離れ」といった意味の表現。
俗世間の事情に疎いって感じ。

石の下、日の当たらないところに生息しているため
世間一般で知られていることや話題になっていることを知らない。
し、知ろうともしていない。
よく言えば自由。悪く言えば非社交的。

まぁ自分の道をひたすすむと言えばかっこいいですが、
やっぱり社会動物ですからね。ある程度は関わった方が良い。
吉田兼好ぐらいの感じが丁度いいんじゃないでしょうか?

-例文スキット-

Are you ready for the music festival this weekend?
(今週のフェス、準備はできてる?)

Well, yeah, kind of.
(まぁ、うん、そだね。)

What’s the matter?
(どうしたの?)

It’s just, I don’t know any of the artists.
(いや、出演者誰も知らないんだよね。)

Even the headliners? Do you live under a rock?
(ヘッドライナーも?石の下に住んでるの?)

I just didn’t have time to check the trends.
(チェックする時間がなかっただけだって。)

Sure, student is always busy.
(そだね、大学生は忙しいもんね。)

White hatってどういう意味?

White hat
白い帽子

正義の味方」という意味の表現。
白魔導士しかり白魔術しかり白装束しかり
東西問わず白という色には「浄化」とか「無垢」といった
ピュアな意味を持っているそうです。

現代日本でも良いものを「ホワイト○○」悪いものを「ブラック○○」って言いますし。
発想としては同じ出所なのかもしれませんね。
(もしくは単にwhite power!的なアレなのかもしれませんが)

対義語はblack hat。所謂「ヴィラン」。
多くの人は中学二年生あたりで一回この思想にどっぷり染まる。

-例文スキット-

I saw your brother the other day.
(この前君の兄貴に会ったよ。)

I didn’t know he was in the force.
(警察官だったなんて知らなかった。)

Yup. He works for the community.
(そ。地域のために尽くす。)

He is the white hat.
正義の味方だよ。)

So, where did you see him?
(それで、どこで会ったの?)

Last night, I parked my car on the street and…
(昨夜、道に車を止めてたらさ…)


(…)

Well, you see.
(ほら、ね。)